創業3期連続黒字の工務店が3年で100棟を目指す理由|成長が早い会社の経営者の共通点

2026.10.27 2026.10.27
創業3期連続黒字の工務店が3年で100棟を目指す理由|成長が早い会社の経営者の共通点 解説動画サムネイル

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「勉強会で良い話を聞いても、自社ではなかなか実行に移せない」
「社員に任せたいが、どこまで任せてよいのか分からない」

成長を目指す住宅会社の経営者から、よく聞かれる悩みです。宮城県仙台市の永大ハウスビルド様は、創業から3期連続で黒字を達成し、新築とリフォームの両輪で成長を続けています。今は「3年後に年間100棟」という目標を掲げ、新ブランドの立ち上げに取り組んでいます。

本記事では、同社の社長と、新ブランドの立ち上げを支援している当社コンサルタントの対談をもとに、創業間もない工務店が早いスピードで成長できている理由と、経営者が大切にしている考え方を解説します。

創業4年目で売上約13億円、3期連続黒字

同社は創業から3期を終え、4期目に入ったばかりの会社です。3期目までの実績は次のとおりです。

  • 新築:年間約25棟
  • リフォーム:大小合わせて年間約600件
  • 売上:新築とリフォームを合わせて約13億円
  • 創業期から3期連続で黒字、営業利益も確保

※動画内の対談に基づく数字です。

創業直後から黒字を出すこと自体が簡単ではありません。そのうえで3年で年間25棟の新築を手がけながら、リフォームでも年間600件規模の実績を持つ。新築とリフォームの両方で地域のお客様とつながっていることが、同社の大きな強みです。

当社とは、成長について相談したいという声をきっかけに出会い、社長の思いを数字に落とし込んで「3年で100棟」という計画を一緒に描きました。現在はその実現に向けて、新ブランドの立ち上げを支援しています。

成長が早い理由1:決めたことを翌月には必ず実行する

支援を担当するコンサルタントが最も評価しているのが、実行力です。月1回の支援で「これをやりましょう」と決めたことは、翌月には必ず実行されています。経営者向け勉強会の視察や講演で聞いた他社の取り組みも、良いと思ったものはすぐに持ち帰って実践しています。

社長は、業界のさまざまな経営者の話を聞くなかで、ある共通点に気づいたといいます。それは、成長している会社ほど新しいことをやるだけでなく、当たり前のことを徹底しているということです。良い話は素直に受け入れ、どれだけ実行できるか。分かったらやるしかない。基礎に忠実であることが、スピードの源になっています。

成長が早い工務店の3つの理由:決めたことを翌月には必ず実行する、社長と社員は同じ目標に進むパートナー、苦手な領域は任せて任さず

成長が早い理由2:社長と社員は「同じ目標に進むパートナー」

社員数は約25名。社長は「社長は決して偉いものではなく、責任ある立場だから社長という名前が付いているだけ」と考えています。社員とは上下関係ではなく、同じ仕事をする仲間であり、支え合い、同じ目標に向かって一緒に成長するパートナーという位置づけです。

外から見ても、社員の皆さんが社長を慕っている様子が伝わり、家族のような雰囲気があります。経営者の思いが社員に届いているからこそ、決めたことを会社全体で実行できるのです。

成長が早い理由3:苦手な領域は「任せて任さず」

社長はもともと営業出身で、営業は得意分野です。一方、設計やマーケティングなど、事業を伸ばすにはさまざまな領域を回す必要があります。社長はそれぞれに優秀な人材を配置し、任せたうえで、きちんとチェックもする。成長している会社の経営者によく見られる「任せて任さず」の姿勢です。

その背景には、社長自身が一営業だった頃の経験があります。「任せてほしいのに任せてもらえなかった」ときの気持ちと、「任されてうれしかった、責任を持ってやろうと思った」ときの気持ち。自分がされて嫌だったことはせず、うれしかったことを社員にもしてあげたいという考えが、任せ方の軸になっています。

成長意欲の高い社員が育つ理由

社長が経営で一番大切にしているのは、常に成長することです。ある程度やって満足してしまうと、仕事は面白くなくなります。成長意欲があるときこそ、人は伸び、アイデアも生まれる。だからこそ、社長自身が誰よりも成長意欲を忘れないようにしています。

社員の成長意欲を高める工夫として、学びへの支援を惜しみません。

  • 勉強したい、資格を取りたいという社員には、教材や講座の費用を会社が支給する
  • 外部の研修や勉強会に参加したい社員を後押しする
  • 「やりたい」と手を挙げた社員には、できる限り応える

社長自身、不動産業界に入ったばかりの頃は教材を買うのにも苦労した経験があります。支援してもらえることのありがたさを知っているからこそ、社員の挑戦を後押ししているのです。入社時から意欲が高い人もいれば、仕事や会社の雰囲気をきっかけに意欲が高まる人もいます。そのきっかけを会社がつくれるかどうかが、組織の成長を左右します。

目標は数字で示し、意味は言葉で伝える

「3年で100棟」という目標は、社員にとって分かりやすい指標です。ただし、社長は数字だけを語るのではありません。住宅業界は厳しい局面にありますが、仙台で多くのお客様にお世話になってきた以上、会社が存続し続けること自体がお客様への責任だと考えています。これまでのOBのお客様にも、これから出会うお客様にも、きちんと対応し続ける。そのために成長し、社員一人ひとりが誇りを持てる会社にする。その結果として、地域で一定の規模を持つ会社に「ならなければならない」と語ります。

数字は目標の目安であり、その数字を目指す理由まで伝えることで、社員も同じ方向を向けるようになります。

よくある質問

Q. 勉強会で学んだことを社内で実行するコツは何ですか?

A. 新しい施策に目を向けるだけでなく、成長企業が徹底している「当たり前のこと」を素直に取り入れることです。決めたことは翌月までに実行すると期限を切り、経営者自身が率先して動くと、社員もついてきます。

Q. 社員に仕事を任せるときに気をつけることは何ですか?

A. 各領域に適した人材を配置して任せつつ、進み具合はきちんと確認する「任せて任さず」の姿勢が大切です。経営者自身が任されてうれしかった経験を思い出すと、任せ方の基準になります。

Q. 社員の成長意欲を高めるにはどうすればよいですか?

A. 資格取得や外部研修の費用を支援するなど、学びたい社員の背中を押す仕組みをつくることです。そして経営者自身が誰よりも成長意欲を持ち続けることが、社内の雰囲気をつくります。

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ピュアグロースでは、経営者の思いを数字に落とし込む中期計画づくりから、新ブランドの立ち上げ、原価の見直しまで、住宅会社の成長を伴走支援しています。成長意欲の高い経営者が集まる勉強会も開催しています。

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